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山葉の文化椅子

今日は山葉の文化椅子についてお話します。

この椅子は山葉(現在のヤマハ)が、昭和3年に製作製造をはじめた折りたたみの椅子です。大正末期から昭和10年まで製造していたとの記述したものもありますが、大正時代には木工機械が導入されていることを考えると、大正末期に製造されていても不思議ではありません。かなり大量に販売していたようで、機械を使用していたのは間違いないでしょう。

最近、ヤマハから復刻版として製造販売されています。

文化椅子1

文化椅子2

文化椅子4

写真の椅子は昭和初期のもので、キャンバスも当時のままですから、すわり心地を確認することはちょっとできませんが、事務所に置いて皆さんに見ていただいています。
熊本の親戚で10年ほど前までは普通に縁側で使われていたものです。この細い部材(桜材?)でフォールディング、しかもロッキングの椅子をこれだけ長い間使用できる、設計と製造の技術はすばらしいと思います。

文化椅子3

文化椅子5

文化椅子6

椅子にはやなり広葉樹ですよね。この当時は、日本の山にもたくさんの広葉樹があったのでしょう。現在は国内の広葉樹で家具を作ることは、材料の安定供給少なく厳しいでしょう。輸入木材が将来もローコストで大量に供給されるとは限りません。今となっては多少遅いかも知れませんが、杉だけではないバランスが取れた国産材の供給のために、広葉樹の植林が必要でしょう。特に九州は広葉樹の森が少ないのです。
バランスが取れた森は見た目にも美しく、自然環境のバランスも良くなります。
家具の話から少しはずれましたね。文化椅子については後日改めてお話しましょう。

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Author:九州オーク
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